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07« 2008/08 »09

プロフィール

Author:ハル
物語に恋する十代。ただいま受験生ライフ満喫しとります。

ファンタジーを中心に、現代に恋愛にゴシックになんでもござれと。読み過ぎて思考回路が謎色に染まっています。灰色ではなく謎色で。
気分屋というか周りを全く気にしない奴なので、何かが唐突に変わってもあしからず。良心がチクリとすれば何かお知らせは出るかもしれません。
何も考えずに文章を打つのでカオスっぷりはご覚悟を。無茶苦茶なのは酷い近眼プラス遠視のせいにしておきましょう。

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その日のまえに 

その日のまえに その日のまえに
重松 清 (2005/08/05)
文藝春秋

 僕たちは「その日」に向かって生きてきた。
 男女が出会い、夫婦になり、家族をつくって、幸せな一生なのか。消えゆく命の前で、妻を静かに見送る父と子。感動の重松ワールド


切ないけど、綺麗な本だと聞いて、手に取ってみました。
大切な人が消えていく。

身内の葬式は……一度だけ経験あるんですけど、あまり気持ちがわからない。その葬式は、父方の祖父で、だけど一回した会ったことがなくて。大家族で、白い犬がいたのだけは覚えてる。そこだけが鮮明に残ってる。祖父の死に顔も覚えてる。柩から見えたんだっけ。だけどなんとも思わなかったな。まだ十歳にもなってなかったってのもあるだろうし、何より息子である父が泣いてなかったから。ただよくわからなくて、慣れない正座にもぞもぞしてました。今でもやっぱり泣けないだろうな。よくよく考えると、父方の祖父は、おじいちゃん、という接点しかない。遊んだ記憶も、言葉を交わした記憶もないような気がする。私にとってのおじいちゃんおばあちゃんは、母方の祖父母で。無口だけど優しいおじいちゃん、柔和で好きなモノをたくさん食べさせてくれるおばあちゃん。そんなことを考える私は、父方の祖父を哀しませているのかしら。
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